FCNTの法人向けスマホarrows BZ02が技適通過
- 2021年06月02日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
FCNT製のLTE/W-CDMA/GSM端末「BZ02」が2021年3月11日付けでSGS Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は006-000957。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 900(B8)/800(B19/B26) MHz, LTE (TDD) 1900(B39/sXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
BZ02は未発表端末の型番である。
工事設計認証の取得に伴い判明した情報から、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式をベースとするsXGPにも対応することが分かる。
型番規則からBZ01の後継機種に該当すると思われる。
BZ01はarrows BZ01として展開する法人向けのスマートフォンであるため、BZ02は法人向けスマートフォンの新機種でarrows BZ02として発表されると思われる。
なお、工事設計認証では申請者がFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ)であるが、BZ02はFCNTの製品として発売することになる。
FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESは2021年4月1日付けで社名をFCNTに変更した。
2021年3月31日以前はFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESの略称としてFCNTを使用してきたが、2021年4月1日以降はFCNTが正式な社名となっている。
工事設計認証は社名の変更前に取得したため、申請者はFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESと記載されているが、すでにFCNTに社名を変更しているため、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESをFCNTと読み替えて問題ない。
BZ02の詳細な仕様は不明であるが、法人向けに展開するミッドレンジのスマートフォンとなる見込みである。
工事設計認証を取得した時期から2021年夏から2021年秋には発売すると思われる。
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