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NTTドコモ、瞬速5Gの基地局数が1万局に



NTT DOCOMOは2021年6月28日に瞬速5Gの基地局数が累計で1万局に到達したと発表した。

サブ6GHz帯の3.7GHz帯および4.5GHz帯やミリ波(mmWave)の28GHz帯の周波数を使用して整備した第5世代移動通信システム(5G)を瞬速5Gとして展開しており、3.7GHz帯、4.5GHz帯、28GHz帯の5Gの基地局数が累計で1万局に到達したという。

3.7GHz帯、4.5GHz帯、28GHz帯は総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より5Gの導入のための特定基地局の開設計画の認定に伴い割当を受けた5G専用の周波数で、いわゆる5G向け周波数である。

3.7GHz帯および4.5GHz帯はそれぞれ100MHz幅、28GHz帯は400MHz幅といずれも広い帯域幅を確保しており、5Gの特徴のひとつである高速大容量通信を実現することができる。

高速大容量通信を実現できる5G専用の周波数を使用して整備した5Gを瞬速5Gとして展開していることになる。

瞬速5Gは2021年6月28日に基地局数が累計で1万局に到達したが、2022年3月末までには累計で2万局に拡大する予定である。

また、人口カバー率は2022年3月末までには55%に拡大する計画も示している。

基地局数と人口カバー率の計画値の達成に向けて、引き続き5Gの整備に努める方針という。

NTT DOCOMOは2020年3月25日に5Gを商用化した。

5Gの無線方式はNR方式を導入および運用している。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成のOption 3である。

NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn78、4.5GHz帯がFR1のn79、28GHz帯がFR2のn257となる。

5Gを商用化した当初はn78およびn79で提供していたが、2020年9月23日からはn257でも提供を開始した。

なお、世界的にはn78を3.5GHz帯、n79を4.7GHz帯と呼称し、FR1のn77を3.7GHz帯と呼称する場合も多いが、NTT DOCOMOおよび総務省と同様の表記を採用している。

NTT DOCOMO

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