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日本製鉄が最大出力のローカル5G無線局免許を取得



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の北海道総合通信局はNIPPON STEEL (以下、日本製鉄)に対してローカル5Gの無線局免許を付与したことを発表した。

総務省の北海道総合通信局は2021年11月1日付けで日本製鉄に対してローカル5Gの無線局免許を付与したという。

無線局の目的は一般業務用で、周波数はサブ6GHz帯の4.7GHz帯である。

ローカル5Gの基地局は屋外に2局を開設する。

基地局の設置場所は北海道室蘭市で、室蘭市に所在する日本製鉄室蘭製鉄所の構内に基地局を開設することも公表されている。

構内を運行するディーゼル機関車の運転席付近および踏切付近の高画質動画の伝送による遠隔運転の実用化でローカル5Gを活用する計画という。

日本製鉄もローカル5Gの無線局免許の取得に関して案内している。

ローカル5Gの無線方式は第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用し、無線アクセスネットワーク(RAN)構成は単独で動作するスタンドアローン(SA)構成で運用する。

NR BandはFR1のn79となる。

日本製鉄が取得したローカル5Gの無線局免許では63Wの出力で運用できるため、高出力の無線装置を使用して東西約3.3km、南北約2.5kmに達する広大な構内で効率的なエリアの整備を目指す。

なお、構内の全域がローカル5Gのエリアとなるわけではない。

63Wの出力は2021年10月26日時点で公開されているローカル5Gの無線局としては最大出力で、ローカル5Gの制度上の上限でもある。

そのため、国内最大出力のローカル5Gの無線局免許を取得したと案内している。

フィンランドのNokia Solutions and Networksが開発した無線装置を使用する。

総務省

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