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バングラデシュ国有のTeletalkが5Gを試験導入、5G基地局は華為技術



バングラデシュの移動体通信事業者(MNO)であるTeletalk Bangladeshは第5世代移動通信システム(5G)を試験的に導入した。

まずはバングラデシュのダッカ管区で限定的に5Gを構築しており、2021年12月12日より試験的に5Gを提供している。

ダッカ管区では6ヶ所に5Gの提供エリアを用意し、具体的にはダッカ県の首府でバングラデシュの首都でもあるダッカ市ではバングラデシュ政府本部、国会議事堂、首相官邸、ボンゴボンドゥ記念博物館の4ヶ所、ダッカ県のサバール郡では国立記念碑の1ヶ所、ゴパルガンジ県のトゥンギパラ郡では国父霊廟の1ヶ所が5Gの提供エリアとなる。

初期の段階では中国のHuawei Technologies (華為技術)より5Gの基地局を構成する通信設備を調達したほか、技術的な協力も得たことが分かっている。

5Gの試験的な導入を記念して開催した式典にはHuawei Technologiesのバングラデシュ法人であるHuawei Technologies (Bangladesh)の関係者が招待された。

また、フィンランドのNokia Solutions and Networksが5Gの通信設備をTeletalk Bangladeshに対しての供給する計画を個別に発表している。

そのため、将来的にはNokia Solutions and Networksからも5Gの通信設備を調達することになる。

Teletalk Bangladeshはバングラデシュ政府が所有する国有の移動体通信事業者である。

5G向け周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯を保有しており、帯域幅は60MHz幅となっている。

5Gの導入を条件に3.5GHz帯の割当を受けたため、3.5GHz帯を使用して5Gを整備している。

5Gの無線方式はNR方式を採用しており、NR BandはFR1のn78となる。

正式に5Gを商用化する時期は発表していないが、試験的に提供する5Gは商用で構築する5Gを先行して利用できることになる。

なお、バングラデシュの移動体通信事業者は5Gを商用化しておらず、2022年以降に商用化する計画である。

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