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ソフトバンクがeSIMカードを提供へ、バルミューダとシャープの一部機種が対応



SoftBank Corp.は同社が展開するSoftBankの携帯通信サービスでeSIMカードを提供すると発表した。

eSIMカードに対応したソフトウェアと専用のUSIMカードであるeSIMカードを利用することで、eSIMカード内に電話番号などの加入者情報が記録されたeSIMプロファイルをダウンロードして携帯通信サービスの利用が可能となる。

2機種のスマートフォンが対応することが決定しており、BALMUDA製のBALMUDA Phone (A101BM)およびSHARP製のAQUOS R6 (A101SH)が対応する。

いずれもeSIMカードのeSIMプロファイル追加ダウンロード機能を利用するためにはソフトウェアのアップデートを適用する必要がある。

BALMUDA Phone (A101BM)に対しては2022年3月にソフトウェアのアップデートを提供する予定である。

AQUOS R6 (A101SH)は2022年2月16日に提供を開始したビルド番号がS0031のソフトウェアでeSIMカードに対応したため、ビルド番号がS0031以降のソフトウェアでeSIMカードに対応することになる。

eSIMプロファイル追加ダウンロード機能を利用しない場合は従来のUSIMカードを利用できる。

eSIMカードは2022年3月中旬以降に提供を開始する予定で、詳細な日程は発表していない。

携帯電話の業界団体であるGSM Association (GSMA)では重要な定義としてeSIMの定義を案内しており、GSMA Embedded SIM仕様に従ってOTAプロビジョニングで加入者情報の変更に対応するUICCと定義している。

なお、UICCの定義に関してはGSM方式とその発展規格にアクセスできるSIMおよびUSIMアプリケーションを含めた携帯端末で使用するハードウェアとなっている。

eSIMはEmbedded SIMの略称であるが、eSIMの定義には取り外しが可能なICカード型や内蔵式のチップ型など形状の指定はなく、GSMAが策定したリモートSIMプロビジョニング(RSP)の仕様に準拠したSIMは形状に関係なくeSIMと呼称できることになる。

そのため、SoftBankのeSIMカードはICカード型のeSIMと考えられる。

eSIMカードの詳細な利用方法に関しては2022年3月中旬に案内する予定である。

SoftBank

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