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日本版のGalaxy S22はn257対応、NTTドコモ向けSC-51Cとau向けSCG13がFCC通過



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-51CおよびSCG13」が2022年3月3日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはA3LSMS901JPNである。

モバイルネットワークはLTE (FDD) B4/B5/B12/B13, LTE (TDD) B41, W-CDMA V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。

SC-51CおよびSCG13は未発表端末の型番である。

型番規則からSC-51CはNTT DOCOMO向け、SCG13はKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けと判断できる。

また、FCC IDからSamsung Galaxy S22の型番に該当することも分かるため、SC-51CはNTT DOCOMOがGalaxy S22 SC-51C、SCG13はKDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneがGalaxy S22 SCG13として展開すると考えられる。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは過去のGalaxy Sシリーズのスマートフォンと同様にauのラインナップで展開すると思われる。

SC-51CおよびSCG13は同一機器としてFCCの認証を取得しており、FCC IDも共通であるため、電気的に共通であることが分かる。

FCCでは仕様の一部を公開しており、通信方式はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78/n79, NR (FR2, TDD) n257, LTE (FDD) B1/B3/B4/B5/ B7/B12/B13/B18/ B19/B20/B21/B28, LTE (TDD) B38/B39/B40/ B41/B42, W-CDMA I/V, GSM 850/900/1800/1900に対応する。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はサブ6GHz帯を中心とするFR1に加えて、ミリ波(mmWave)を中心とするFR2で定義された周波数も利用できる。

ただ、過去の事例を考慮すると、納入先の移動体通信事業者(MNO)に応じて一部の周波数を無効化して製品化する場合があることに留意しておきたい。

国際的に展開するSamsung Galaxy S22のチップセットにはExynos 2200およびSnapdragon 8 Gen 1 Mobile Platformが存在するが、日本版はQualcomm Smart Transmitが有効であるため、Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platformを採用すると考えられる。

日本では移動体通信事業者の製品として2022年第2四半期頃に発売すると思われる。

FCC

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