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NTTドコモのGalaxy S22 SC-51Cはn1/n28に対応へ、技適で確認



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

NTT DOCOMO向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-51C」が2022年1月6日および2022年2月1日付けでTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は005-102924で、1回目と2回目の認証で工事設計認証番号に変更はない。

モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) n1/n28, NR (FR1, TDD) n78/n79, NR (FR2, TDD) n257, LTE (FDD) B1/B3/B19/B21/B28, LTE (TDD) B41/B42, W-CDMA Iで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過しており、無線LANは2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。

SC-51CはGalaxy S22 SC-51Cの型番で、NTT DOCOMOが2022年4月21日に販売を開始した。

発売前に工事設計認証を取得したが、工事設計認証は情報公開の時期を設定できるため、発売後に情報を公開したと考えられる。

NTT DOCOMOが公開した公式の仕様ではn1/n28は対応周波数として記載されていないが、工事設計認証ではn1/n28でも通過したため、ハードウェアとしては確実にn1/n28を実装していることが分かる。

n1は2.1GHz帯、n28は700MHz帯の周波数を使用する。

NTT DOCOMOは2022年春以降に700MHz帯、将来的には2.1GHz帯でも5Gを導入する計画を公表しており、5Gの無線方式であるNR方式を導入する場合は700MHz帯がn28、2.1GHz帯がn1となる。

すでにn1/n28に対応したNTT DOCOMOの基地局も工事設計認証を通過しており、NTT DOCOMOがn1/n28を導入することは事実上確定している。

SC-51CはNTT DOCOMOがn1/n28を導入する時期にソフトウェアのアップデートを実施してn1/n28に対応すると思われる。

総務省

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