デュアルバンドWi-FiにFMトランスミッタ対応のHTC製端末がFCC通過!!
- 2010年09月23日
- その他モバイル端末
台湾HTC製W-CDMA/GSM端末「PD15100」が2010/09/23付けでFCCを通過した。
FCCIDはNM8PD15100。
PD15100は下記の周波数でFCCを通過している。
1712.4~1752.6:W-CDMA 1700 MHz FDD Band IV
824.2~848.8:GSM 850 MHz
1850.2~1909.8:GSM 1900 MHz
2402.0~2480.0:Bluetooth
2412.0~2462.0:Wireless LAN
5180.0~5240.0:Wireless LAN
5260.0~5320.0:Wireless LAN
5500.0~5700.0:Wireless LAN
5745.0~5825.0:Wireless LAN
88.1~107.9:FM Transmitter
W-CDMAネットワークはW-CDMA 1700 MHz FDD Band IVで通過している。
W-CDMA 1700 MHzは主に米国のT-Mobileで使用することが可能である。
日本国内ではNTT docomoの東名阪バンドとEMOBILEがW-CDMA 1700 MHzを使用しているが、T-Mobile USのW-CDMA 1700 MHzは俗にW-CDMA 1721 MHzとも呼ばれ上りは1.7GHz帯で下りは2.1GHz帯を使用しているので日本国内で使用されているW-CDMA 1700 MHzとは互換性はない。
GSMネットワークにも対応しており、GSM 1900/850 MHzで通過している。
BluetoothやWireless LANの周波数でも通過している。
Wireless LANはIEEE 802.11 b/g/nに加えIEEE 802.11 aにも対応している。
そのため2.4GHz帯だけではなく5GHz帯でも通過している。
FM Tx Modeの周波数でも通過しており、FMトランスミッタにも対応していることが分かる。
HTC PD15100はPDA Phoneと記載されているだけで、現時点でどの端末に該当するのか不明である。
少なくとも、既に発表されている端末ではない。
HTC PD15100はT-Mobile USの周波数に対応しているが、HSPA+に関する記載は見られなかった。
2.4GHzと5GHzのデュアルバンドWi-Fiに対応していたりFMトランスミッタにも対応していたりと、HTC製端末としては異端な仕様となっている。
5GHzにも対応している端末はタブレット端末という類の端末である傾向が多いのであるが、HTC PD15100はどうなのか非常に気になるところ。
HTC PD15100は既にBluetooth認証やWi-Fi認証を通過しており、Bluetooth 2.1+EDRやWi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/nに対応していることが判明している。
変態スペックのスマートフォンとなるのか、それともタブレット型端末となるのか楽しみにしておきたいところ。
・FCC(HTC PD15100)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=175219&fcc_id=’NM8PD15100′
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