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HTCが2022年Q2の業績を発表、17四半期連続で赤字に



台湾のHTC Corporation (宏達国際電子)は2022年第2四半期の業績を発表した。

2022年6月30日に終了した3か月間となる2022年第2四半期の連結売上高は前年同期比25.3%減の10億846万2,000新台湾ドル(約45億4,416万円)、当期純損失は前年同期比32.3%増の7億4,794万6,000新台湾ドル(約33億7,027万円)となった。

2022年第2四半期も最終赤字を記録しており、前年同期比で赤字幅が拡大したうえに、四半期ベースでは2018年第2四半期から17四半期連続で赤字を記録することになった。

HTC Corporationは携帯端末事業で急成長を遂げたが、近年は携帯端末事業の不振が深刻化して業績に大きな影響を与えている。

ただ、近年は主力事業をVR事業に切り替えたため、もはやHTC Corporationにとって携帯端末事業は主力事業ではない。

携帯端末事業の縮小に伴いスマートフォンの新製品は減少しているが、2022年第2四半期にはスマートフォンの新製品を発表した。

2022年6月28日にスマートフォンの新製品としてHTC Desire 22 proを台湾および欧州(ヨーロッパ)で発売し、2022年7月1日より順次発売している。

なお、HTC Corporationにとってスマートフォンの新製品は2021年1月13日に発表したHTC Desire 21 pro 5G以来で約1年半ぶりとなった。

まずは台湾および欧州向けにHTC Desire 22 proを発表したが、日本でもHTC Desire 22 proを発売する予定である。

日本向けのHTC Desire 22 proは台湾および欧州向けのHTC Desire 22 proとは異なる専用のハードウェアを用意する。

また、HTC Corporationは新規事業の開拓も模索している。

第5世代移動通信システム(5G)の構築、応用、アフターサービスを行う事業会社として新たにREIGN Technology Corporation (智宏網)を設立した。

REIGN Technology Corporationは2021年9月30日に台湾の新北市で設立しており、HTC Corporationの完全子会社となっている。

既存事業の見直しと新規事業の開拓に取り組み、経営の再建を図る計画である。

HTC

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