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NTTドコモ、マレーシアで国際ローミング利用時はGSM対応機種を利用するよう案内



NTT DOCOMOはマレーシアで同社の国際ローミングサービスであるWORLD WINGを利用する場合は第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式に対応した携帯電話を利用するよう案内した。

マレーシアでは2022年12月31日をもってWORLD WINGで国際ローミングの対象となるマレーシアの移動体通信事業者(MNO)が第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式の提供を終了している。

2023年1月1日以降はマレーシアでWORLD WINGを利用する場合はGSM方式に対応した携帯電話を利用するよう求めている。

ただ、ドコモ タブレットの製品および米国(アメリカ)のApple製のiPadはデータ通信製品であるため、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式でデータ通信を利用できる。

マレーシアではLTE方式および第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入しているが、マレーシアにおけるWORLD WINGではLTE方式で音声通話を行うVoLTE (Voice over LTE)を利用できないほか、NR方式で音声通話を行うVoNR (Voice over NR)はマレーシアで商用化していない。

携帯電話のように音声通話に対応した機種では基本的にW-CDMA方式もしくはGSM方式で音声通話を利用できたが、W-CDMA方式の停波に伴い音声通話はGSM方式に限り動作することになる。

そのため、NTT DOCOMOはマレーシアでWORLD WINGを利用する場合はGSM方式に対応した携帯電話を利用するよう案内した。

なお、マレーシアではすべての移動体通信事業者が2021年12月31日までにW-CDMA方式の提供を終了することを原則としていたが、大規模な洪水の影響を考慮したほか、LTE方式の品質が不安定な場所では2022年12月31日までW-CDMA方式を限定的に維持していた。

マレーシアにおけるWORLD WINGではMaxis Broadband、Digi Telecommunications、U Mobileの3社が国際ローミングの対象の移動体通信事業者となっている。

3社ともW-CDMA方式の提供を終了しており、Maxis BroadbandおよびDigi TelecommunicationsはLTE方式とGSM方式、GSM方式を導入していないU MobileはLTE方式を継続している。

WORLD WINGの料金や機種別の対応状況はNTT DOCOMOの公式ウェブサイトで確認できる。

NTT DOCOMO

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