マレーシアのDigiとCelcom Axiataが社名変更
- 2023年03月06日
- 海外携帯電話
マレーシアのDigiおよびCelcom Axiataは社名を変更したことが分かった。
Digiは社名をCelcomDigiに変更した事実を2023年2月27日付けで案内している。
2016年会社法第28条の規定に基づき2023年2月27日付けでマレーシアの政府機関である国内取引生活費省(Ministry of Domestic Trade and Cost of Living)の傘下機関で商業登記に係る事業を管轄するマレーシア会社委員会(Companies Commission of Malaysia)より新社名の登録の通知を受領したという。
マレーシア会社委員会による通知日の都合で2023年2月27日に社名の変更を発表したが、新社名は2023年2月24日より効力を有する。
DigiはノルウェーのTelenorの連結子会社として存在したが、2022年11月30日付けでマレーシアのAxiata Groupの連結子会社として存在したCelcom Axiataと合併している。
DigiがAxiata GroupからCelcom Axiataの株式の全部を取得したうえで、Axiata GroupにDigiの株式などを譲渡することで合併を完了した。
合併の完了に伴いDigiはTelenor、Celcom AxiataはAxiata Groupの連結対象から除外されている。
同時にDigiとCelcom AxiataはともにTelenorおよびAxiata Groupの関連会社となった。
当初は合併の完了時にDigiの社名をCelcom Digiに変更する計画を発表していたが、合併の完了時点では社名を変更しておらず、社名をDigi、会社ブランドをCelcomDigiとして展開していた。
当初に計画したCelcom Digiとは少し異なるが、最終的に社名も会社ブランドと同じくCelcomDigiに変更している。
Celcom Axiataの位置付けをAxiata Groupの連結子会社から関連会社に変更したことを反映して、Celcom Axiataも社名を変更しており、Celcom AxiataからCelcomに改めた。
CelcomDigiは連結子会社でマレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるCelcom MobileおよびDigi Telecommunicationsを通じてマレーシアで携帯通信事業を行う。
マレーシアで2社の移動体通信事業者を所有していることになる。
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