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3香港が2.3GHz帯で5Gを導入、東アジア初のn40に



香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)で3 Hong Kong (3香港)として携帯通信事業を行うHutchison Telephone (和記電話)は2.3GHz帯の周波数で第5世代移動通信システム(5G)を導入したことが分かった。

第4世代移動通信システム(4G)および5Gの周波数の利用状況を公表したことで判明した。

Hutchison Telephoneは周波数を最高のカバレッジ、ベーシック、超大容量に分けている。

最高のカバレッジは900MHz帯の4Gと700MHz帯の5G、ベーシックは1.8GHz帯および2.6GHz帯の4Gと2.1GHz帯の5G、超大容量は2.3GHz帯および3.5GHz帯の5Gで実現するという。

これにより、Hutchison Telephoneは2.3GHz帯で5Gを導入したことが分かる。

超大容量の周波数の帯域幅は2.3GHz帯が30MHz幅、3.5GHz帯が40MHz幅にとどまる。

Hutchison Telephoneでは40MHz幅が最大となるため、30MHz幅や40MHz幅でも超大容量として扱っている。

参考までに、香港特別行政区ではサブ6GHz帯(Sub6)の5G向け周波数としては1回の割当では60MHz幅が最大となっている。

4Gの無線方式はLTE方式、5Gの無線方式はNR方式を導入している。

バンド番号はLTE方式の1.8GHz帯がBand 3、900MHz帯がBand 8、2.6GHz帯がBand 7である。

NR方式の2.1GHz帯がFR1のn1、700MHz帯がFR1のn28、2.3GHz帯がFR1のn40、3.5GHz帯がFR1のn78となる。

2.3GHz帯はブロードバンド・ワイヤレス・アクセス(BWA)の周波数として2012年3月19日付けで正式に割当を受けた。

無線方式は最初にLTE方式を導入していた。

2027年3月29日には満期を迎えるため、有効期間の70%以上も経過しているが、NR方式に順次転用することになった。

東アジアの国および地域では最初にn40を商用化した移動体通信事業者となった。

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