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エリクソンがマレーシアで5G無線機を製造開始、東南アジアでは初めて



スウェーデンのEricssonはマレーシアで携帯電話用基地局を構成する無線機の製造を開始したと発表した。

マレーシアではグローバル向けの第5世代移動通信システム(5G)に対応した無線機を製造する。

軽量でエネルギー効率が高いMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線機もマレーシアで製造する無線機に含まれている。

電子機器製造受託大手で米国(アメリカ)に本社機能を有するシンガポールのFlexと提携してマレーシア北部のペナン州に位置する工場で無線機の製造を開始している。

東南アジアでは初めてEricssonの無線機を製造することになった。

Ericssonは1965年にマレーシアで事業を開始した。

マレーシア法人としてスランゴール州でEricssom (Malaysia)を設立しており、マレーシアを重要な市場として認識している。

これまでに、マレーシアで多くの社会経済的な貢献を重ねたが、無線機の製造の開始に伴い雇用を創出するほか、製造、開発、試験などの分野で技術的な知見の移転も期待できるため、マレーシアで社会経済的な貢献を拡大することになるという。

5Gの無線機は63の国と地域で147の携帯電話事業者に供給しており、63の国と地域にはマレーシアも含まれている。

5Gの整備で単一卸売網を採用したマレーシアではマレーシア政府が設立したDigital Nasionalが唯一の5Gを整備することになった。

Digital Nasionalは無線機のベンダにEricssonを選定したため、マレーシアの5Gの無線機市場ではEricssonの占有率が100%となっている。

Ericssonは日本の携帯電話事業者としてはNTT DOCOMO、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)、SoftBank Corp.に無線機を供給した実績がある。

5Gの無線機はKDDI、Okinawa Cellular Telephone Company、SoftBank Corp.で採用している。

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