日産自動車がローカル5Gを導入へ、基地局の無線局免許を取得

Nissan Motor (日産自動車)はローカル5Gを導入することが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)が運用する電波利用ホームページで確認できる。

Nissan Motorは2023年8月29日付けで1局の無線局免許を取得した。

無線局の種別は基地局で、無線局の目的は一般業務用となっている。

周波数は4800～4900MHzを運用できる。

総務省がローカル5G向けに割当した周波数であるため、ローカル5Gの基地局の無線局免許であることが分かる。

Nissan Motorとしては初めてローカル5Gの基地局の無線局免許を取得した。

ローカル5Gでは無線方式として第5世代移動通信システム(5G)のNR方式の導入が認められている。

NR BandはFR1のn79として運用することになる。

送受信所は神奈川県厚木市であるため、ローカル5Gの基地局は厚木市で開設する。

Nissan Motorは厚木市で複数の主要な事業所を設置している。

厚木市に所在するNissan Motorの主要な事業所は先進技術開発センター、テクニカルセンター、日産グローバル情報システムセンターの3か所となる。

なお、先進技術開発センターでは先行技術開発および基礎研究開発など、テクニカルセンターでは商品および技術開発、デザイン開発、生産技術開発、購買など、日産グローバル情報システムセンターでは情報システムの企画、開発、運用などを行う。

ローカル5Gは先進技術開発センター、テクニカルセンター、日産グローバル情報システムセンターのいずれかで導入すると思われる。

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