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QUCELL Networks製のローカル5G基地局が技適通過、Accuverが販売か



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

韓国のQUCELL Networks製の基地局「QC-333J」が2023年11月8日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を受けたことが分かった。

工事設計認証番号は003-230279である。

特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備であるため、TD-5G-NR(Sub6帯)用基地局に該当する。

周波数は4800~4900MHz、帯域幅は100MHz幅で動作する。

NR BandはFR1のn79に対応することになる。

出力は0.002~0.251Wとなっている。

総務省がローカル5G向けに割当した周波数で動作するため、ローカル5Gの基地局であることが分かる。

QUCELL Networksとしては初めてローカル5Gの基地局の工事設計認証を受けた。

これまでに、QUCELL Networks製のローカル5Gの基地局としてはAccuverが販売するローカル5G向けスモールセルがQUCELL Networks製であることが判明している。

QUCELL Networks製で工事設計認証を受けた唯一のローカル5Gの基地局がQC-333Jであるため、QC-333JはAccuverが販売するローカル5G向けスモールセルと考えられる。

Accuverはローカル5G向けスモールセル、コアネットワーク、アプリケーションをセットでQ-5G Harmony、ローカル5G向けスモールセルとコアネットワークをセットでQ-5G Network、ローカル5G向けスモールセルを単体でQ-5G Connectとして販売する。

なお、AccuverおよびQUCELL Networksは韓国のInnowirelessの完全子会社であるため、AccuverとQUCELL Networksは兄弟会社となる。

総務省

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