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KDDIとSpaceXのDirect to Cellは2GHz帯を使用、サービスリンクはLTE B1に



KDDIと米国(アメリカ)のSpaceXとして事業を行うSpace Exploration TechnologiesのDirect to Cellでは2GHz帯の周波数を使用することが分かった。

Space Exploration Technologiesは衛星と携帯端末の直接通信をDirect to Cellとして展開する。

世界各地の地上の移動体通信事業者(MNO)がDirect to Cellの採用を表明しており、日本ではKDDIが採用する計画である。

サービスリンクは地上の移動体通信事業者が割当を受けた周波数で標準の携帯通信技術を運用するため、既存の携帯端末で利用できる。

Space Exploration Technologiesは携帯通信技術として第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式を運用できることを公表している。

新たに総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が情報通信審議会の情報通信技術分科会(第176回)で非静止衛星を利用する移動衛星通信システムの技術的条件のうち衛星コンステレーションによる携帯電話向け2GHz帯非静止衛星通信システムの技術的条件の検討を開始することを報告した。

衛星コンステレーションによる携帯電話向け2GHz帯非静止衛星通信システムはDirect to Cellのシステムのことである。

KDDIはDirect to Cellで使用する周波数を開示していないが、Direct to Cellでは2GHz帯を使用することが決定的となった。

無線方式はLTE方式を採用するため、バンド番号はBand 1として運用することになる。

なお、日本ではBand 1の周波数範囲を2GHz帯と呼称するが、世界的には2.1GHz帯と呼称する方が一般的である。

総務省

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