MTN Groupのギニア・コナクリとギニアビサウ事業、Telecel Globalに売却へ
- 2024年04月12日
- 海外携帯電話
南アフリカのMTN Groupはギニア(ギニア・コナクリ)およびギニアビサウの携帯通信事業をモーリシャスのTelecel Globalに売却することが分かった。
Telecel Globalが情報を開示しており、MTN Groupのギニアおよびギニアビサウの携帯通信事業を取得することでMTN Groupと合意に達したという。
これまでに、MTN Groupはギニア、ギニアビサウ、リベリアの携帯通信事業を売却して3か国から撤退する意向を公表しており、マダガスカルのAxian Groupとは高度な協議を進めていることも開示していた。
しかし、ギニアおよびギニアビサウの携帯通信事業はAxian GroupではなくTelecel Globalに売却することになる。
MTN Groupはギニアでは連結子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるAreeba Guinea、ギニアビサウでは同国の移動体通信事業者であるSpacetel Guinea-Bissauを通じて携帯通信事業を行う。
MTN Groupの持分比率はAreeba Guineaが75%、Spacetel Guinea-Bissauが100%である。
Telecel Globalは登記上の本店の所在地がモーリシャスであるが、本社機能は英国(イギリス)に所在する。
携帯通信事業は中央アフリカおよびガーナで展開している。
ギニアおよびギニアビサウにも参入するため、アフリカで携帯通信事業を拡大することになる。
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