香港特別行政区のHKT、2Gの終了を政府に申請

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香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるHong Kong Telecommunications (HKT)は第2世代移動通信システム(2G)の終了を香港特別行政区政府に申請したことが分かった。

Hong Kong Telecommunications (HKT)の兄弟会社で香港特別行政区のCSL Mobile (香港移動通訊)は加入者に2Gの計画的な中止を案内している。

CSL Mobileは2Gの需要の減少を受けて香港特別行政区の政府機関で電気通信分野の規制を司る通訊事務管理局弁公室(Office of the Communications Authority：OFCA)に2Gの停波を承認するよう申請したという。

そのため、2Gの端末もしくは2GのSIMカードを使用している場合は2Gの終了に伴う影響を受けないよう端末やSIMカードのアップグレードを求めている。

CSL Mobileの実店舗もしくは電話でアップグレードのサポートを提供する。

なお、2Gの終了時期は案内しておらず、通訊事務管理局弁公室から2Gの停波の承認を取得後に確定および公表する見込みである。

Hong Kong Telecommunications (HKT)とCSL Mobileは機能を分担しており、周波数の免許などはHong Kong Telecommunications (HKT)が取得および保有するが、携帯通信サービスの提供はCSL Mobileが行う。

免許に係る申請などはHong Kong Telecommunications (HKT)が行うが、携帯通信サービスの提供事業者はCSL Mobileとなる。

CSL Mobileはcsl、1O1O、abc Mobileの携帯通信サービスを展開しており、いずれも2Gの終了に伴う影響を受ける。

2Gの無線方式はGSM方式を採用しており、アジアおよび香港特別行政区で2番目にGSM方式を商用化した。

1993年7月にGSM方式を商用化したため、31年近くも維持していることになる。