楽天グループ、楽天シンフォニーの2024年Q1の業績を開示
- 2024年05月27日
- Rakuten-総合
Rakuten Group (楽天グループ)は2024年第1四半期の業績の発表に伴い同社の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)の業績を開示した。
決算スライド補足資料でRakuten Symphonyの売上高を開示しており、2024年3月31日に終了した3か月間となる2024年第1四半期は前年同期比55.3%増の1億1,800万米ドル(約184億6,358万円)となった。
2024年第1四半期も主要顧客向けを中心として既存顧客に対する納品が引き続き進捗中という。
Rakuten Symphonyの事業ではハードウェアの販売に係る計上のタイミングなど売上高が四半期ごとに大幅に変動する要素があることに留意しておきたい。
2024年第1四半期にはリアルOpen RANライセンシングプログラムの開始を発表している。
リアルOpen RANライセンシングプログラムではオープン無線アクセスネットワーク(Open RAN)に対応した集約装置(CU)および分散装置(DU)のソフトウェアへの商用アクセスをオープンコミュニティのサブスクリプション型で提供する。
ほかに2024年第1四半期にはフィリピンのNOW Telecom Companyとフィリピンで第5世代移動通信システム(5G)およびOpen RANを試験運用するための覚書を締結した。
NOW Telecom Companyがフィリピンで5GおよびOpen RANを展開するためにRakuten Symphonyが協力する計画である。
なお、Rakuten Groupは完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)を通じてRakuten Symphonyを所有している。
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