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香港の3社が6GHz帯や7GHz帯を取得、5G NRをn104として運用か



香港特別行政区の政府機関で電気通信分野の規制を司る通訊事務管理局(Communications Authority:CA)は6GHz帯および7GHz帯で公衆携帯通信役務を提供するための無線周波数のオークションに係る最終結果を発表した。

割当枠は6GHz帯でA1からA10、7GHz帯でA11からA15を用意しており、6GHz帯および7GHz帯を一体的に割当することになった。

通訊事務管理局は暫定的な落札者と指定したChina Mobile Hong Kong (中国移動香港:CMHK)をA1からA5、Hong Kong Telecommunications (HKT)をA6からA10、SmarTone Mobile CommunicationsをA11からA15の最終的な落札者として認めた。

すなわち、China Mobile Hong Kongは6570~6670MHz、Hong Kong Telecommunications (HKT)は6670~6770MHz、SmarTone Mobile Communicationsは6925~7025MHzを取得したことになる。

China Mobile Hong Kong、Hong Kong Telecommunications (HKT)、SmarTone Mobile Communicationsの3社は既存の香港特別行政区の移動体通信事業者である。

制度上は6GHz帯や7GHz帯で導入できる無線方式を指定していないが、周波数の定義の動向から第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式の導入が有力と考えられる。

通訊事務管理局としても5Gの展開を加速できると期待感を示しているため、NR方式の導入が決定的な状況となっている。

NR方式を導入する場合のNR Bandは周波数範囲としてはFR1のn96とn104に包含されるが、n96は免許不要帯域(アンライセンスバンド)をNR方式で活用するNR-U向けのNR Bandとなる。

そのため、免許帯域(ライセンスバンド)向けに定義したn104として運用することになると思われる。

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