エジプトのTelecom Egyptが5G基地局でファーウェイも採用、BladeAAUなど展開
- 2025年03月18日
- 海外携帯電話

エジプトの移動体通信事業者(MNO)でWEとして事業を行うTelecom Egyptは第5世代移動通信システム(5G)の基地局のベンダに中国のHuawei Technologies (華為技術)も選定したことが分かった。
Huawei Technologiesが情報を公開しており、Telecom EgyptとHuawei Technologiesは5Gの導入に備えて技術ソリューションを改善するための協力協定を締結したという。
協力協定に基づきHuawei TechnologiesはTelecom EgyptにBladeAAUやDIS 5Gソリューションを含む5Gの基地局を構成する通信設備を供給する。
BladeAAUはMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置とパッシブアンテナの機能を統合した通信設備である。
アンテナ一体型無線装置としてはFDDの1.8GHz帯と2.1GHz帯、TDDの2.3GHz帯、2.6GHz帯、3.5GHz帯、4.9GHz帯、パッシブアンテナとしては700MHz帯から2.6GHz帯に対応できる。
DIS 5Gソリューションは低出力な屋内向け無線装置のpRRUを含む複数の周波数に対応した屋内向けソリューションとなる。
Huawei Technologiesは同社の通信設備によって第4世代移動通信システム(4G)の強化と5Gの基盤を築く準備を行い、高品質な4Gと5Gの構築を目指すTelecom Egyptの目標を支援するという。
なお、Telecom Egyptは5Gの基地局のベンダとしてフィンランドのNokia Solutions and Networksを選定したことも判明している。
Telecom EgyptはHuawei TechnologiesやNokia Solutions and Networksと協力して5Gの導入に向けた準備を進めている。
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