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北朝鮮のSTARを共同運営するLoxpac Hong Kong、2024年通期の業績が判明

  • 2025年04月09日
  • DPRK


香港特別行政区のLoxpac Hong Kongの2024年通期の業績が判明した。

2024年12月31日に終了した12か月間となる2024年通期の売上高は前年同期比90.2%増の2,210,136米ドル(約3億2,465万円)となった。

詳細な数値ではないが、2024年通期の当期純利益は前年同期比75.0%増の140万米ドル(約2,056万円)である。

前年同期比で増収増益および2019年通期から6期連続の最終黒字を達成している。

2024年12月31日時点で総資産は前年同期比8.3%増の1,300万米ドル(約19億988万円)、総負債は前年同期から変動なく200万米ドル(約2億9,384万円)となっている。

Loxpac Hong Kongの主要事業は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のSTAR JOINT VENTUREに対する投資およびSTAR JOINT VENTUREの共同運営である。

STAR JOINT VENTUREは朝鮮民主主義人民共和国のインターネットサービスプロバイダ(ISP)で、2010年10月10日に朝鮮民主主義人民共和国でインターネットサービスを商用化した。

本社は朝鮮民主主義人民共和国の首都・平壌市普通江区域に所在する。

Loxpac Hong Kongと朝鮮民主主義人民共和国のKorea Posts and Telecommunications Corporation (朝鮮逓信会社:KPTC)が共同で投資および運営しており、出資比率はLoxpac Hong Kongが70%、Korea Posts and Telecommunications Corporationが30%である。

朝鮮民主主義人民共和国では外国人の入国要件の緩和に伴いインターネットの需要の増大が続いており、インターネットの需要の増大がLoxpac Hong Kongの好業績に貢献したと考えられる。

Loxpac Hong Kongは旧社名がLoxley Pacific Hong Kongで、香港特別行政区湾仔区に本社が所在する。

2025年10月にLoxpac Hong Kongが保有するSTAR JOINT VENTUREの運営権が満期を迎えるが、Loxpac Hong Kongとしては2025年3月27日時点では2035年まで10年間の延長を見込んでいる。

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