インドネシアの通信デジタル省、BWA向けに1.4GHz帯を5月に割当へ
- 2025年04月15日
- 海外携帯電話

インドネシアの政府機関で電気通信分野などの規制を司る通信デジタル省(Ministry of Communication and Digital Affairs)は2025年5月に1.4GHz帯の周波数を割当する計画であることが分かった。
通信デジタル省は十分な通信速度で低廉な料金のインターネットサービスを提供できるよう1.4GHz帯を割当する準備を進めている。
詳細な数値としては最大100Mbpsの通信速度で10万インドネシアルピア(約850円)から始まる低廉な料金のインターネットサービスの実現を目指している。
周波数オークションの形式で1.4GHz帯を割当することが決定している。
1.4GHz帯の使用に関する省令と端末の規格に関する省令の制定が完了しておらず、必要な省令を制定したうえで2025年5月に周波数オークションを開催する予定である。
1.4GHz帯は固定通信用途を想定したブロードバンド無線アクセス(BWA)サービスの周波数として割当する。
世界的には1.5GHz帯とも呼称する周波数で、対象の帯域幅はTDDで80MHz幅となっている。
携帯通信技術の導入は認められるが、携帯通信用途では使用できず、固定通信用途で使用する必要がある。
携帯通信技術は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式もしくは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式の導入に適する。
バンド番号はLTE方式の場合はBand 50、NR方式の場合はFR1のn50として運用することになる。
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