NTTドコモ子会社のDOCOMO PACIFIC、Lynk Globalと衛星直接通信を導入へ
- 2025年05月03日
- docomo-総合

米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島自治連邦区(CNMI)の移動体通信事業者(MNO)であるDOCOMO PACIFICは米国(アメリカ)のLynk Globalと協力して衛星と携帯端末の直接通信を導入することが分かった。
Lynk Globalは米国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)より米国で衛星と携帯端末の直接通信を商用で提供するための免許の変更の許可を受けたという。
米国で衛星と携帯端末の直接通信を商用で提供するための免許の変更に伴いDOCOMO PACIFICと連携して米国の領土であるグアムおよび北マリアナ諸島自治連邦区で衛星と携帯端末の直接通信を商用で提供できる。
Lynk GlobalはSat2Phoneとして衛星と携帯端末の直接通信を提供している。
Sat2Phoneに関しては50社の移動体通信事業者と提携しており、約60の国と地域で商業契約を締結した。
DOCOMO PACIFICでは衛星と携帯端末の直接通信でLynk GlobalのSat2Phoneを採用することになる。
なお、DOCOMO PACIFICはNTT DOCOMOの完全子会社である。
グアムおよび北マリアナ諸島自治連邦区で移動体通信事業者として携帯通信事業を行う。
登記上の本店および本社ともにグアムに所在するグアム法人となる。
北マリアナ諸島自治連邦区でもグアム法人が免許人として携帯通信事業を展開している。
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