マカオ特別行政区政府、3G終了でVoLTE有効化を案内
- 2025年07月08日
- 海外携帯電話

マカオ特別行政区政府は第3世代移動通信システム(3G)の終了を受けてVoice over LTE (VoLTE)を有効化するよう案内した。
マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)はCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門通訊:CTM)、China Telecom (Macau) (中国電信(澳門))、Hutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))の3社である。
いずれも2025年6月4日をもって3Gの提供を終了している。
2025年6月5日以降はCompanhia de Telecomunicacoes de MacauおよびChina Telecom (Macau)が第4世代移動通信システム(4G)と第5世代移動通信システム(5G)、Hutchison – Telefone (Macau)は4Gの提供を継続する。
なお、マカオ特別行政区では第2世代移動通信システム(2G)の提供も終了しており、Hutchison – Telefone (Macau)は5Gを導入していない。
マカオ特別行政区政府は3Gの終了を受けて政府ポータルを通じて案内を掲載しており、マカオ特別行政区は4Gと5Gの時代に移行したとして
携帯電話が4Gと5Gに対応していることを確認するよう求めている。
5Gを導入した移動体通信事業者でも5GのNR方式で音声通話を実現するVoice over NR (VoNR)は導入していないため、マカオ特別行政区の携帯電話の音声通話は完全に4GのLTE方式で行うVoLTEとなる。
そのため、マカオ特別行政区政府はVoLTEの機能を有効にすることも忘れないよう付け加えている。
詳細や質問などは移動体通信事業者で確認するよう案内している。
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