台湾NCCが國碁電子と亞太電信に4Gネットワーク構築を許可
- 2014年07月07日
- 海外携帯電話
台湾で通信関連の業務を担当する政府機関である国家通信放送委員会(NCC)はAmbit Microsystems(國碁電子)とAsia Pacific Telecom Group(亞太電信)に4G用のブロードバンドネットワークの構築を許可することを発表した。
行動寬頻業務管理規則第43条に基づき、4G用のブロードバンドネットワークの構築を許可するという。
これによって、Ambit MicrosystemsとAsia Pacific Telecom Groupは台湾において4G用のブロードバンドネットワークの構築が可能となる。
4G用のブロードバンドネットワークはLTE方式を採用することが決定している。
Ambit MicrosystemsはFDD-LTE 900(B8)/700(B28) MHzとなり、Asia Pacific Telecom GroupはFDD-LTE 700(B28) MHzとなる。
ただ、4Gから新規参入となるAmbit Microsystemsは既存のAsia Pacific Telecom Groupを傘下にするよう動いているとの情報もある。
Ambit Microsystemsの親会社であるFoxconn Technology Group(鴻海科技集団)はこれまでHuawei Technologies製の基地局設備を導入する方針を示していたが、NCCからの反対によってその計画をキャンセルしている。
Foxconn Technology GroupがHuawei Technologies製の基地局設備の導入をキャンセルしたため、NCCはブロードバンドネットワークの構築に関する許可を下ろしたとする見方もある。
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