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QualcommがアンライセンスバンドでLTEを利用するLTE-UとWi-Fiの共存を実証する実験を実施



米国のQualcommの子会社であるQualcomm TechnologiesはLTE-UとWi-Fiとの共存を実証する実験を実施したと発表した。

LTE-UはアンライセンスバンドでLTEを利用する技術である。

アンライセンスバンドはWi-Fiも利用する周波数であるために、LTE-UとWi-Fiの共存を実証する実験を実施したという。

パフォーマンスについてはLTEとWi-Fiを個別に利用するよりも、LTE-Uは高い性能を発揮できるとしている。

また、LTEの電波利用効率が良いためにWi-FiからLTE-Uに移行するユーザが多くなることで、残りのWi-Fiユーザもこれまでより快適に利用できるようになるとのことである。

Qualcomm TechnologiesはLTE-Uに対応したスモールセル用のチップセットとしてFSM99xxを用意し、またRFソリューションとしてはFTR8950を用意する。

LTE-U用のRFトランシーバとしてWTR3950も発表しており、5GHz帯におけるLTE-Uに対応するよう設計されており、5GHz帯における最大で40MHz幅までのイントラバンドキャリアアグリゲーションに対応している。

また、LTE UE Category 6およびLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションに対応したWTR3925とWTR3950を組み合わせることで、ライセンスバンドとアンライセンスバンドをまたぎ、3×20MHz幅の最大60MHz幅を使用するキャリアアグリゲーションも実現する。

Qualcomm

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