Appleがベトナム法人としてAPPLE VIETNAM LLCを設立
- 2015年11月08日
- Apple関連
米国のApple Inc. (以下、Apple)はベトナム法人として「CÔNG TY TNHH APPLE VIỆT NAM」を設立した。
ベトナムの行政機関の一つである計画投資省はCÔNG TY TNHH APPLE VIỆT NAMに2015年10月28日付けで営業許可証を発給し、国家事業登録システムにおいてCÔNG TY TNHH APPLE VIỆT NAMの情報を公開した。
国家事業登録システムで公開された情報によると、社名はCÔNG TY TNHH APPLE VIỆT NAM、英語社名はAPPLE VIETNAM LIMITED LIABILITY COMPANY、英語社名の略称はAPPLE VIETNAM LLCとなっている。
その他、会社形態は有限責任会社、資本金は15,000,000,000ベトナムドン(約82,545,000円)、内部コードシステムは0013012040、ビジネスコードは0313510827である。
主な事業内容はも公開されており、Apple製品の輸入、Apple製品の卸売販売、Apple製品の修理などアフターサービス、Apple製品に関する営業支援、Apple製品の利用に関するコンサルタント業務、ベトナムにおける市場分析が事業内容となる。
Appleがベトナム法人を設立することは以前から噂されていたが、噂通りにベトナム法人を設立したことが確認できる。
CÔNG TY TNHH APPLE VIỆT NAMの本社は首都のハノイではなくベトナム最大都市のホーチミンシティに置いており、所在地は下記の通りである。
Phòng 608A, Tầng 6, Tòa nhà Mê Linh Point, Số 02, Đường Ngô Đức Kế, Phường Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh, Việt Nam
これまでベトナムにおけるAppleの事業はシンガポールに拠点を置くApple South Asia Pte. Ltd.が担当していたが、今後はCÔNG TY TNHH APPLE VIỆT NAMに移譲すると思われる。
ベトナムでは移動体通信業界が盛り上がる傾向を見せており、各移動体通信事業者は2016年の早い段階にLTEサービスを商用化する計画で、今後は更なる移動体通信業界の発展が見込まれている。
中国など各国からメーカーおよびブランドが参入する中で、Appleはベトナム法人を設立してベトナムにおける事業を強化する狙いがある。
Appleが中東を除くアジアで設立した現地法人は日本、韓国、中国、香港特別行政区、台湾、シンガポール、タイ、インド、そしてベトナムとなる。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。