中国電信がSnapdragon 808を搭載したQiKU Phone 旗艦版 (8692-A00)を販売開始
- 2015年12月31日
- Android関連
中国の移動体通信事業者であるChina Telecom(中国電信)はQiku Internet Network Scientific Shenzhen(奇酷互聯網絡科技深圳)のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「QiKU Phone 旗艦版 (8692-A00)」を発表した。
OSにAndroid 5.1 Lollipop Versionをベースとした360 OSを採用したスマートフォンである。
360 OSは安全、軽快、省電力を特徴としており、セキュリティ関連分野で強みを持つQihoo 360 Technology(奇虎360科技)のセキュリティ技術が盛り込まれている。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 808 (MSM8992)である。
CPUはヘキサコアで動作周波数が1.8GHzとなっている。
ディスプレイはSHARP製の約6.0インチFHD(1080*1920)IPS液晶を搭載しており、画素密度は386ppiに達する。
2.5Dカーブディスプレイとしており、フロントパネルは淵が丸みを帯びた形状となる。
カメラはリアにデュアルカメラとなる約1300万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 9やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを高度化させた3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)に対応しており、通信速度は下り最大450Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
ただ、China Telecomが天翼4G+として提供するCA_1-3の組み合わせのキャリアアグリゲーションには非対応である。
SIMカードはデュアルSIMで、Micro SIM (3FF)サイズとNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応する。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は32GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備えている。
電池パックの容量は3700mAhとなっている。
リアには指紋認証センサを搭載しており、よりセキュリティ性能を高めている。
筐体の素材にはマグネシウムとアルミニウムからなるマグナリウム合金を採用している。
カラーバリエーションは辰光銀と鉑金の2色展開となっている。
ハードウェアの製造はYulong Computer Telecommunication Scientific(宇龍計算機通信科技)が担当する。
China Telecomによる販売価格は2,699人民元(約50,000円)に設定されている。
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