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ミャンマー通信・情報技術省が携帯電話シェアを公開、Telenor Myanmarが猛追



ミャンマー(ビルマ)の行政機関で電気通信事業を管轄する通信・情報技術省 (Ministry of Communication and Information Technology)の郵電局 (Posts and Telecommunications Department:PTD)は携帯電話サービスの加入者数に関する統計情報を公開した。

2015年11月時点のミャンマーにおける携帯電話サービスの加入者数を携帯電話事業者別で公開しており、携帯電話事業者各社のシェアが判明している。

加入者数にはポストペイド契約とプリペイド契約の両方が含まれており、Myanma Posts and Telecommunications (ミャンマー国営郵便・電気通信事業体:MPT)がトップで約1,730万件、Telenor Myanmarが2位で約1,300万件、Ooredoo Myanmarが3位で約550万件となっている。

ミャンマー全体では携帯電話サービスの加入者が約3,580万件となり、シェアはMyanma Posts and Telecommunicationsが約48.3%、Telenor Myanmarが約36.3%、Ooredoo Myanmarが約15.4%である。

ミャンマー政府によるとミャンマーの人口は2015年5月時点で約5,148万人であり、おおよその携帯電話サービスの人口普及率は約69.5%となる。

通信・情報技術省は2015年6月に2015年3月末時点のミャンマーにおける有効なSIMカードの枚数を公開しており、Myanma Posts and Telecommunicationsが約1,840万枚でシェアは約65.5%、Telenor Myanmarが約640万枚で約22.8%、Ooredoo Myanmarが約330万枚で約11.7%となっていた。

Myanma Posts and Telecommunicationsは減少傾向にあるが、古いSIMカードの有効期限切れなどが影響した可能性が考えられる。

また、Myanma Posts and Telecommunicationsがシェアが50%を切る一方でTelenor Myanmarはシェアを大きく伸ばしており、Ooredoo Myanmarは依然としてシェアが低い状況にある。

一般的には携帯電話事業者としてカウントされていないMyanmar Economic Corporation (ミャンマー経済公社:MEC)は統計に含まれておらず、2016年6月にはMyanmar National Telecom Holding、Star High、Viettel Global Investmentの合弁会社に携帯電話事業のライセンスを付与する計画である。

通信・情報技術省

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