中国で約3年半ぶりにSHARPブランドのスマートフォンを投入、LeEcoと協業も
- 2016年09月04日
- Android関連
中国のInnomaxx Technology (Tianjin) (群揚科技(天津))は中国で約3年半ぶりにSHARPブランドのスマートフォンを発表した。
過去に中国ではSHARPブランドのスマートフォンを販売した実績があり、SHARPが開発したスマートフォンのほかに、中国などのスマートフォン事業で台湾のFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)と提携してFoxconn Technology Groupの子会社であるFIH Mobile (富智康集団)が開発したスマートフォンをSHARPブランドで販売していた。
2012年第4四半期までに複数のスマートフォンを中国に投入したが、2013年には新機種の投入を見送り、SHARPはFoxconn Technology Groupとの提携も解消した。
2016年4月にSHARPは経営再建に向けてHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)を中心としたFoxconn Technology Groupからの出資を受け入れることで合意し、台湾では再びFIH Mobileが開発したスマートフォンをSHARPブランドで販売を開始した。
なお、Foxconn Technology Groupは2016年8月にSHARPの子会社化を完了している。
台湾向けのSHARP M1を中国ではSHARP C1として、台湾向けのSHARP Z2を中国ではSHARP A1として販売することになり、いずれもFIH Mobileが開発を手掛ける。
中国では旧LeTVとして知られるLeEcoを展開する中国のLe Holdings (楽視控股)と協業し、SHARP A1にはLe Holdingsのスマートフォン事業を手掛ける子会社であるLemobile Information Technology (Beijing) (楽視移動智能信息技術(北京))のスマートフォンで主に採用されるeUIを導入した。
また、LeEcoのアプリケーションもプリインストールし、筐体にはLeEco insideとプリントしている。
中国ではInnomaxx Technology (Tianjin)がSHARPブランドのスマートフォンの総代理店となり、台湾では台湾のCommtiva Technology (康法科技)がSHARPブランドのスマートフォンの総代理店となるが、Innomaxx Technology (Tianjin)はCommtiva Technologyの子会社である。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。