UQ CommunicationsがWiMAX 2+を下り最大440Mbps/上り最大30Mbpsに高速化
- 2016年10月24日
- KDDI-総合
UQ CommunicationsはTD-LTE方式と高い互換性を確保したWiMAX Release 2.1 Additional Elements (以下、WiMAX R2.1 AE)方式によるWiMAX 2+を高速化すると発表した。
通信速度の理論値は下り最大440Mbps/上り最大30Mbpsに高速化する。
下り最大440MbpsはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)と4×4 MIMOの両方を適用しており、上り最大30Mbpsはキャリアアグリゲーションに加えて変調方式に64QAMを適用して実現している。
キャリアアグリゲーションは複数のコンポーネント・キャリアを束ねて同時に通信する技術で、UQ Communicationsは2.5GHz帯(Band 41)を利用しているため、キャリアアグリゲーションの組み合わせはCA_41Cとなる。
4×4 MIMOは基地局側と端末側でそれぞれ4つのアンテナを利用して通信する技術となり、64QAMは従来の16QAMと比べて1シンボルあたりの情報量を増やす。
下り最大440MbpsはNEC Platforms製のSpeed Wi-Fi NEXT WX03が対応しており、上り最大30MbpsはSpeed Wi-Fi NEXT WX03のほかにKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが販売するLG Electronics製のisai Beat LGV34とSony Mobile Communications製のXperia XZ SOV34が対応する。
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