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ミャンマーの携帯電話事業者Ooredoo Myanmar、携帯電話サービス加入数は880万件に



カタールのOoredooは2016年第3四半期の決算発表資料を公開し、Ooredoo傘下でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者であるOoredoo Myanmarに関する業績などを公表した。

携帯電話サービスの加入数は880万件となり、前四半期の800万件から増加している。

純増数は2016年第2四半期が100万件、2016年第3四半期が80万件となり、純増幅が鈍化傾向にあるものの、2016年第2四半期はミャンマーで初めてLTEサービスを商用化したことで顧客を一気に集めたため、純増幅が伸びたと思われる。

ミャンマーチャットベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は2016年第1四半期から四半期毎に公表されており、5767.7ミャンマーチャット(約465円)、4982.3ミャンマーチャット(約402円)、そして2016年第3四半期は4503.5ミャンマーチャット(約363円)と推移している。

カタールリヤルベースのARPUは13.7カタールリヤル(約391円)となり、前年同期の23.6カタールリヤル(約674円)から減少した。

2016年第1四半期から2016年第3四半期までの収益は11億カタールリヤル(約317億2,691万円)となり、前年同期の7億8,200万カタールリヤル(約225億5,495万円)から41%の増加となった。

EBITDAは700万カタールリヤル(約2億192万円)のマイナスとなっているが、前年同期の3,000万カタールリヤル(約8億6,538万円)のマイナスから大幅に改善した。

データ通信収入に支えられたとのことで、収益のうちデータ通信収入は前四半期の35%から39%に増加しており、ミャンマー初のLTEサービスの商用化は業績に大きな効果をもたらした。

Ooredoo Myanmarの競合となるTelenor Myanmarの親会社であるノルウェーのTelenorは2016年第3四半期の決算発表資料を通じて、Telenor Myanmarは加入数が1,781万6,000件となり、推定シェアは38%と発表している。

Telenorが発表した推定値を元に算出すると、おおよそのミャンマーにおける加入数ベースのシェアはMyanma Posts and Telecommunicationsが約43.2%、Telenor Myanmarが約38.0%、Ooredoo Myanmarが約18.8%となる。

なお、2015年11月におけるミャンマー政府の公式発表によるシェアはMyanma Posts and Telecommunicationsが約48.3%、Telenor Myanmarが約36.3%、Ooredoo Myanmarが約15.4%である。

Ooredoo

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