小米が自社製チップセットSurge S1を搭載したスマートフォンXiaomi Mi 5cを発表
- 2017年02月28日
- Android関連
中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)はTD-LTE/TD-SCDMA/GSM端末「Xiaomi Mi 5c (小米5c)」を正式に発表した。
Xiaomi Communicationsが実質的な傘下企業を通じて独自開発したチップセットを搭載する最初のスマートフォンである。
OSにAndroidをベースとするMIUIを採用している。
チップセットは64bit対応のXiaomi Pinecone Surge S1 (小米松果 澎湃S1)を搭載する。
CPUはオクタコアとなっており、クアッドコアのARM Cortex-A53とクアッドコアのARM Cortex-A53で構成される。
動作周波数はクアッドコアの2.2GHzとクアッドコアの1.4GHzとなっている。
ディスプレイは約5.15インチFHD(1080*1920)LED液晶を搭載しており、画素密度は428ppiに達する。
カメラはリアに約1200万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はTD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, GSM 1900/1800/900 MHzに対応する。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMとなり、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応する。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
電池パックは内蔵式で、容量は2860mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
フロントには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
筐体の素材には金属を採用している。
カラーバリエーションは玫瑰金、金色、黒色の3色展開である。
中国で2017年3月3日に販売を開始することが決まっており、価格は1,499人民元(約25,000円)に設定されている。
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