北朝鮮の万景台情報技術社が新型スマホJINDALLAE 3 (チンダルレ3)を開発
- 2017年03月06日
- DPRK
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)のMangyongdae Information Technology Company (万景台情報技術社/만경대정보기술사)は新型のスマートフォン「JINDALLAE 3 (チンダルレ3/진달래3)」を開発したことが分かった。
北朝鮮の独立民間団体であるアリラン協会(아리랑협회)が運営するオンラインメディアのアリラン・メアリ(아리랑 메아리)が伝えており、JINDALLAE 3は新たな朝鮮式の知能型手電話機(지능형손전화기)と説明している。
なお、北朝鮮では携帯電話を手電話(손전화)や手電話機(손전화기)と呼び、知能型手電話機はスマートフォンを意味するため、要するに新型のスマートフォンと考えて問題ない。
Mangyongdae Information Technology Companyに所属する科学者や技術者が自らの技術力で開発した知能型電話機としており、中核をなす基板の回路設計や外形設計、ソフトウェアの開発などすべての要素に独自技術を導入したと主張している。
また、JINDALLAEシリーズの手電話機は消費者の好みに応じて立派に改善されて世に送り出されることになるだろうとも伝えられている。
JINDALLAEは朝鮮語でツツジを意味しており、過去にはJINDALLAEのブランドを冠したテレビなども存在した。
アリラン・メアリで掲載された画像はスマートフォン向けオンラインショッピングのアプリである玉流(옥류)のトップページに表示されるスマートフォンのイメージであり、JINDALLAE 3ではないため注意しておきたい。
北朝鮮ではスマートフォンの流通量が増加傾向にあり、Arirang (アリラン/아리랑)シリーズやPyongyang (ピョンヤン/평양)シリーズのスマートフォンが主力シリーズとして販売されるほか、過去にはRyusong (リュソン/류성)シリーズやRyugyong (リュギョン/류경)シリーズのスマートフォンも存在した。
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