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NTTドコモ向け小型スマートフォンSC-04JがFCC通過、Galaxy A3の派生モデルか



NTT DOCOMO向けのSamsung Electronics製のFDD-LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-04J」が2017年4月19日付けでFCCを通過した。

FCC IDはA3LSC04J。

モバイルネットワークはFDD-LTE 700(B12/B17) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetoothや無線LANやNFCの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応し、2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯も利用できる。

SC-04Jは未発表端末の型番(モデル番号)である。

型番規則よりNTT DOCOMO向けの端末と分かる。

通信方式はFDD-LTE 2100(B1)/1800(B3)/1500(B21)/ 800(B19)/700(B12/B17) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。

FCCではディスプレイや筐体のサイズが公開されており、約4.8インチのディスプレイを搭載し、筐体サイズ(長さ×幅)は約136.5×67.1mmとなることが判明している。

また、電池パックの容量は3000mAhとなっている。

メーカー型番はSGH-N417に該当すると思われるが、Zauba Technologies & Data Servicesではディスプレイのサイズが約4.7インチと記載されており、数値に若干の相違点がある。

ベンチマークの結果から、OSはAndroid 7.0 Nougat Version、チップセットはSamsung Exynos 7 Octa (7870)、CPUはオクタコアで動作周波数が1.6GHz、システムメモリの容量が3GBとなることも分かっている。

当初はディスプレイのサイズやチップセットから、Samsung Galaxy A3 (2017)の改良版になると推測したが、新たに判明した情報を考慮するとSC-04Jと共通のスペックを有するスマートフォンはグローバル向けに発表されていない。

電池パックの型番はEB-BA31DABAとなることが開示されており、電池パックの型番からもある程度の推測はできる。

Samsung Electronics製のスマートフォンは型番が電池パックの型番とリンクしており、例えばSM-A810シリーズはEB-BA810ABE、SM-C900シリーズはEB-BC900ABE、SM-G950シリーズはEB-BG950ABE、SM-G955シリーズはEB-BG955ABEとなる。

したがって、Samsung Galaxy A3 (2016)のSM-A310シリーズはEB-BA310ABE、Samsung Galaxy A3 (2017)のSM-A320シリーズはEB-BA320ABEとなり、いずれもEB-BA31DABAとは異なるが、電池パックの型番規則からSC-04JのEB-BA31DABAはSM-A31xシリーズ、すなわちSamsung Galaxy A3 (2016)の派生と考えられる。

性能面ではSamsung Galaxy A3 (2017)の上位となる見込みであるため、外観はSamsung Galaxy A3 (2016)と近く、性能をアップグレードした独自の小型スマートフォンとなる可能性が考えられる。

ラベルは電磁的表示を採用しており、FCCではラベルを表示したスクリーンショットが公開されている。

sc04j
FCC – Samsung SC-04J

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