サムスン電子、平昌五輪で5Gスマホの試作機を披露へ
- 2017年06月07日
- Android関連
韓国のSamsung Electronicsは韓国の平昌で開催される2018平昌冬季オリンピックに合わせて、第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンの試作機を初めて披露することが韓国メディアの報道で分かった。
Samsung Electronicsは韓国の移動体通信事業者であるKTの要請を受けて、2018平昌冬季オリンピックで披露するための5Gに対応したスマートフォンの試作機を準備しているという。
KTは2018平昌冬季オリンピック大会組織委員会と通信供給契約を締結し、2018平昌冬季オリンピックの公式通信パートナとして通信サービスを提供することが決まっている。
公式通信パートナとしてKTは2018平昌冬季オリンピックで5Gを披露する計画を示しており、Samsung Electronicsと共同で5Gの披露に向けた準備を進める模様である。
5Gに対応したスマートフォンは米国のQualcomm Technologiesが開発した通信モデムを搭載することも伝えられている。
Qualcomm Technologiesは5Gに対応した通信モデムとしてQualcomm Snapdragon X50 5G modemを発表している。
KTが構築する5GネットワークはKT 5G-SIG準拠の通信規格で、Qualcomm Snapdragon X50 5G modemがKT 5G-SIG準拠の通信規格に対応するため、5Gに対応したスマートフォンはQualcomm Snapdragon X50 5G modemを搭載する可能性が高い。
5Gの標準化に向けた取り組みは活発になりつつあるが、標準化が完了したわけではなく、KTが披露する5Gはあくまでも5Gで期待される核心技術を適用した試験的な通信規格となる見通し。
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