SK Telecomが2.1GHz帯でもLTEを提供へ、3帯域でのキャリアアグリゲーションも準備
- 2014年02月21日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるSK Telecomは今後のネットワークの構築に関するプレスリリースを発表した。
1.8GHz帯(B3)の基地局を大幅に増加させ、全国で展開する方針としている。
帯域幅は1.8GHz帯(B3)が20MHz幅となっており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
全国で下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsのサービスを提供する狙いがある。
現在は1.8GHz帯(B3)と850MHz帯(B5)でLTEサービスを提供しているが、2.1GHz(B1)も追加する。
2.1GHz帯(B1)は帯域幅が10MHz幅となっており、2.1GHz帯(B1)のLTEに対応した基地局は2014年第2四半期より建設を開始する。
通信速度の引き上げについても展望を明かしている。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを適用し、1.8GHz帯(B3)の20MHz幅と850MHz帯(B5)の10MHz幅で下り最大225Mbpsまで高速化するという。
また、それに2.1GHz帯(B1)を追加して3帯域のキャリアアグリゲーションを実現し、下り最大300Mbpsも視野に入れている。
SK Telecomは既に3帯域でのキャリアアグリゲーションを試験しており、商用化に向けて開発と実証実験を繰り返している。
・SK Telecom
http://www.sktelecom.com/en/press/detail.do?idx=1056
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