KDDIがネパールのNepal Telecomと戦略的提携に関心表明か
- 2017年09月02日
- KDDI-総合
KDDIはNepal Telecomブランドを展開するネパールのNepal Doorsancharとの戦略的提携に関心を表明したことがネパールメディアの報道で分かった。
ネパールの政府機関で電気通信分野を管轄する情報通信省(Ministry of Information and Communications)の関係者による話として報じられており、日本とネパールの政府関係者が出席したハイレベル協議において、在ネパール日本国大使館特命全権大使が情報通信省の関係者に対してKDDIを含めた複数の日本の企業がNepal Doorsancharとの協業に関心があることを伝えたという。
KDDIはNepal Doorsancharの戦略的パートナーとして技術面で強化する準備があることも伝えられた模様である。
Nepal Doorsancharの関係者による話も伝えられており、複数の外国の電気通信事業者がNepal Doorsancharに対して戦略的提携の関心を表明したと報じられている。
また、Nepal Doorsancharは英国を拠点に電気通信分野のコンサルタント事業を手掛けるAnalysys Masonとコンサルタント契約を2016年12月に締結しており、Analysys Masonの勧告に基づいて戦略的パートナーを選定するという。
Nepal Doorsancharはネパールで携帯電話事業を含めた電気通信事業を手掛けており、2017年1月1日にはネパールで初めてLTEサービスを商用化した。
株式の91.49%をネパール政府が保有する政府系企業であるが、これまでに株式の30%を外国の戦略的パートナーに売却する方針を示している。
ネパールでは6社の携帯電話事業者が存在するが、2016年8月における加入件数ベースの占有率はNepal Doorsancharが48%で1位であり、マレーシアのAxiata Groupの子会社であるNcellは45%で2位となっている。
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