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インドのTata GroupがTata Teleservicesを閉鎖する意向、政府へ非公式に通知



インドのTata Groupは同社傘下で同国の携帯電話事業者であるTata Teleservicesを閉鎖する意向をインド政府に伝えたことがインドメディアの報道で分かった。

Tata GroupとTata Teleservicesの幹部はインドの政府機関で電気通信事業などを管轄する通信省(Ministry of Communications)傘下の電気通信局(Department of Telecommunications)の幹部と1時間半以上にわたり面会し、非公式ながらTata Teleservicesに関して閉鎖する意向を電気通信局の幹部に伝えたという。

Tata Teleservicesはインドの19のテレコムサークルで携帯電話事業を手掛けているが、一部のテレコムサークルでは携帯電話サービスの新規加入の受け付けを停止するなど、近いうちにTata Teleservicesの閉鎖を発表するとの観測も出ている。

この件に関して、Tata Teleservicesは市場の憶測にコメントすることはないとのことである。

なお、インドでは携帯電話サービスを終了する場合、終了の30日以上前に加入者へ告知しなければならない。

Tata TeleservicesはTata Groupで通信事業を担う部門として1996年に事業を開始し、携帯電話事業は2002年にCDMA方式で提供を始めた。

2008年にはGSM方式を導入しており、日本のNTT DOCOMOから出資を受け入れた。

しかし、NTT DOCOMOは2014年に資本関係の解消を決定し、国際仲裁を経て2017年にNTT DOCOMOは撤退を完了した。

Tata Teleservicesの携帯電話サービスは加入件数が大幅に減少しており、2017年1月末の約5,190万件から2017年7月末には約4,209万件となった。

インドでは11社の携帯電話事業者が存在するが、Tata Teleservicesは加入件数の占有率で9位の約3.55%と低迷している。

2016年9月にインドの携帯電話市場にReliance Jio Infocommが参入してから、さらに厳しい状況に追い込まれ、2017年3月31日に終了した1年間の純損失は461億7,000万インドルピー(約796億1,762万円)を記録し、業績は悪化の一途を辿っている。

Tata Teleservicesは3,000億インドルピー(約5,173億3,348万円)の負債を抱えてTata Groupの財務状況を圧迫しているため、Tata GroupはTata Teleservicesの売却など様々な選択肢を検討したが、巨額の負債を理由に買い手が見つからず、Tata Teleservicesの閉鎖が現実的になっている模様である。

仮にTata Teleservicesを閉鎖すれば、Tata Groupの149年の歴史で閉鎖される最大の事業となる。

THE ECONOMIC TIMES

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