1.7GHzのTegra 3+を搭載したHTC Evitare_UL PM63100を開発中
- 2012年07月13日
- Android関連
HTC製のLTE/W-CDMA/GSM端末「PM63100」がGLBenchmarkの測定結果に登場した。
GLBenchmarkの測定結果よりPM63100のスペックの一部が判明している。
OSにはAndroid 4.0.4 Ice Cream Sandwich Versionを採用している。
GL_VENDORがNVIDIA Corporationで、GL_RENDERERがNVIDIA Tegra 3となっている。
CPUは動作周波数が51~1700MHzなので、最大で1.7GHzであることが分かる。
NIDIA Tegra 3は動作周波数が最大で1.5GHzまでとなっているが、NVIDIA Tegra 3の高クロック版としてNVIDIA Tegra 3+が用意されている。
高クロック版のNVIDIA Tegra 3+は動作周波数が最大で1.7GHzで、LTE対応のベースバンドチップであるIcera i410と組み合わせることが可能だ。
ディスプレイの解像度は720*1196と表示されている。
実際の解像度はHD(720*1280)で、ディスプレイ上にシステムバーが表示されていると思われる。
FINGERPRINTは下記の通りになっている。
cingular_us/evitareul/evitareul:4.0.4/IMM76D/83349.1:user/release-keys
BRANDがcingular_usとなっていることより、米国のAT&T Mobility向けであることが分かる。
DEVICEがevitareulなので、コードネームはEvitare_ULと考えられる。
末尾がULなので、LTE方式の通信にも対応することが分かる。
チップセットの構成もNVIDIA Tegra 3+とIcera i410で間違いなさそうだ。
EvitaはHTC One XL (PJ831XX)のコードネームだったので、HTC One XLの改良版となる可能性も高そうだ。
正式な発表を楽しみにしておきたいところである。
・GLBenchmark
http://www.glbenchmark.com/index.jsp
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。