インドのBharti Airtel、業績悪化のTata DOCOMOとTata Indicomを買収へ
- 2017年10月12日
- 海外携帯電話
インドの携帯電話事業者であるBharti AirtelはインドのTata Group傘下で同国の携帯電話事業者であるTata TeleservicesとTata Teleservices (Maharashtra)より携帯電話事業を買収することが分かった。
Tata TeleservicesとTata Teleservices (Maharashtra)はブランド名をTata DOCOMOおよびTata Indicomとして携帯電話事業を展開しており、Bharti AirtelはTata DOCOMOおよびTata Indicomの事業を取得することでTata Groupと合意したという。
なお、Tata Groupとしては19のテレコムサークルで携帯電話事業を手掛けるが、そのうちTata Teleservicesが17のテレコムサークル、Tata Teleservices (Maharashtra)が2のテレコムサークルとなる。
Bharti Airtelが取得する資産にはTata TeleservicesとTata Teleservices (Maharashtra)が保有する約4,000万の加入者や2.1GHz帯、1.8GHz帯、850MHz帯における178.5MHz幅の周波数が含まれている。
これまでより、Tata Groupは業績悪化が深刻化する携帯電話事業からの撤退を計画し、携帯電話事業を手掛けるTata TeleservicesとTata Teleservices (Maharashtra)は閉鎖も視野に入れていた。
取引条件などは近いうちにBharti AirtelおよびTata Groupより正式に発表される見込み。
なお、Tata TeleservicesにはNTT DOCOMOが出資していたが、すでに資本関係を解消している。
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