グアテマラの携帯電話事業者Movistar Guatemalaが襲撃される
- 2017年11月26日
- 海外携帯電話
グアテマラの移動体通信事業者でMovistarブランドを展開するTelefonica Moviles Guatemalaが青少年凶悪犯罪集団より襲撃されたことが分かった。
2017年11月10日に首都・グアテマラシティでTelefonica Moviles Guatemalaの従業員を標的とした襲撃事件が6件連続で発生し、4人の犠牲者と多数の負傷者が発生した模様である。
襲撃事件は青少年凶悪犯罪集団による犯行と推定されている。
Telefonica Moviles Guatemalaは襲撃事件を受けて、従業員の安全を最優先とするためにすべての販売店を一時的に閉鎖し、コールセンターとWhatsAppで顧客対応を行った。
また、襲撃事件への対応策としてセキュリティへの投資を拡大する方針を示した。
セキュリティへの投資は営業費用を増加させて業績に影響を与えるが、まずは従業員を守る義務があると説明している。
なお、Telefonica Moviles GuatemalaはスペインのTelefonicaの子会社で、Telefonicaによる出資比率は60%となっている。
グアテマラでは小規模な商店などに対する恐喝事件は度々発生しているが、大手の外資系企業を標的として1日で多数の犠牲者を発生させた襲撃事件はこれまでなかったという。
在グアテマラ日本国大使館はTelefonica Moviles Guatemalaの従業員を標的とした襲撃事件を受けて注意喚起を配信しており、グアテマラ国内で恐喝や脅迫を受けた日本人は在グアテマラ日本国大使館まで連絡するよう案内している。
Movistar Guatemala
在グアテマラ日本国大使館
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。