小米のMi Pad、EUが商標登録を承認せず
- 2017年12月07日
- Android関連
欧州連合(European Union:EU)は中国のXiaomi Technology (小米科技)が展開するタブレット「Mi Pad」の商標登録を承認しない判断を下したことが分かった。
Xiaomi Technologyは2014年に欧州連合知的財産庁へ欧州連合域内におけるMi Padの商標登録を申請したが、米国のAppleが「iPad」の関連製品と誤認の恐れがあると主張し、欧州連合知的財産庁は2016年にAppleの主張を受け入れた。
欧州連合一般裁判所も欧州連合知的財産庁と同じくMi Padの商標登録を承認しない判断を下し、判断の背景としては「Mi Pad」と「iPad」は一文字違いであり、視覚的にも発音的にも極めて類似性が高いと説明している。
発音面に関しては、英語話者の消費者は「Mi Pad」の「Mi」は英単語の「my」と誤って認識し、「iPad」の「i」と同じように発音する可能性が高いという。
Xiaomi Technologyは欧州連合一般裁判所の判断に不満であれば、欧州連合の最高裁判所に相当する欧州連合司法裁判所に上訴できる。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。