豪州のVodafone Hutchison Australiaが1.8GHz帯と2.1GHz帯を追加取得
- 2017年12月16日
- 海外携帯電話
英国のVodafone Groupと香港特別行政区のCK Hutchison Holdings (長江和記実業)の子会社であるHutchison Telecommunications (Australia)の折半出資合弁会社で豪州の移動体通信事業者であるVodafone Hutchison Australia (VHA)は1.8GHz帯および2.1GHz帯の追加取得に成功したことが分かった。
豪州の政府機関で電気通信分野などを管轄するAustralian Communications and Media Authority (ACMA)は移動体通信向けの周波数オークションを実施し、Vodafone Hutchison Australiaなどが入札に参加していた。
周波数オークションの結果、西オーストラリアの地方部で1780.0~1785.0 MHzおよび1875.0~1880.0 MHzの5MHz幅*2を235,000豪ドル(約2,027万円)、ダーウィンで1920.0~1930.0 MHzおよび2110.0~2120.0 MHzの10MHz幅*2を2,451,000豪ドル(約2億1,137万円)、ホバートで1920.0~1930.0 MHzおよび2110.0~2120.0 MHzの10MHz幅*2を4,551,000豪ドル(約3億9,247万円)で落札した。
したがって、Vodafone Hutchison Australiaは1.8GHz帯を西オーストラリアの地方部で5MHz幅*2、2.1GHz帯をダーウィンとホバートで10MHz幅*2を取得したことになり、落札総額は7,237,000豪ドル(約6億2,411万円)に達する。
1.8GHz帯はFDD-LTE方式のBand 3、2.1GHz帯はFDD-LTE方式のBand 1で利用できる。
Vodafone Huchison Australiaは周波数オークションの結果を受けて、いずれの周波数も入札は厳しい競争に直面したが、特にダーウィンやホバートではキャパシティの強化やパフォーマンスの向上につながる価値ある投資と表明している。
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