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LGエレクトロニクスが2017年Q4の暫定業績を発表、スマホ事業は赤字予想



韓国(南朝鮮)のLG Electronicsは2018年1月8日付けで金融監督院(Financial Services Commission:FSC)の電子公示システムを通じて2017年第4四半期の暫定業績を発表した。

暫定業績は業績の速報値であり、韓国採択国際会計基準に基づいて推定された暫定的な売上高予想および営業損益予想となる。

最終的な数値とは異なる場合も少なくないが、株主や投資家に対して迅速に情報を開示する目的で暫定業績を公表している。

2017年第4四半期の連結売上高は16兆9,697億韓国ウォン(約1兆8,044億7,036万円)、営業損益は3,668億韓国ウォン(約390億362万円)の黒字と予測されている。

連結売上高は前期比11.5%増、前年同期比14.8%増、営業損益は前期比28.9%減、前年同期比で黒字転換を果たす見通し。

事業本部別の予想に関しては、スマートフォン事業を手掛けるMC (Mobile Communications)事業本部は2,000億韓国ウォン(約213億円)台中盤から3,000億韓国ウォン(約319億円)台前半の赤字と見込まれ、依然として赤字が続くことになる。

2016年第4四半期はMC事業本部の赤字幅が大きく全体の営業損益は赤字に転落したが、2017年第4四半期はMC事業本部の赤字幅が縮小し、全体の営業損益は黒字となる模様である。

2017年通年では連結売上高が前年比10.9%増の61兆4,024億4,500万韓国ウォン(約6兆5,292億1,926万円)、営業損益は前年比84.5%増で2兆4,684億9,000万韓国ウォン(約2,624億8,649万円)の黒字と予測されている。

スマートフォン事業こそ長期にわたり不振が続いているが、家電製品などの好調を受けて通年の連結売上高は過去最高で、LG Electronicsとしては初めて60兆韓国ウォン(約6兆3,801億円)を突破する見込み。

金融監督院

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