SIMフリーのKyocera DuraForce PRO (KC-S702)がJATEを通過
- 2018年01月12日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合認定または設計認証を2017年7月から2017年10月に通過した端末機器が公示された。
KYOCERA (京セラ)製のFDD-LTE/W-CDMA/GSM端末「KC-S702」が2017年10月13日付けJapan Approvals Institute for Telecommunications Equipment (電気通信端末機器審査協会:以下、JATE)の認証を通過したことが分かった。
電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号はADF170277001。
KC-S702は未発表端末の型番(モデル番号)である。
設計認証番号がADFから始まるため、LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)に対応することが分かる。
すでにTUV Rheinland Japanの認証も取得済みで、日本国内で通信方式はFDD-LTE 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/800(B19) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzに対応すると判明している。
未発表のスマートフォンであるが、NTT Communicationsは動作確認済み端末一覧に掲載しており、ペットネームはKyocera DuraForce PRO (KC-S702)となる模様である。
OSにはAndroid 7.1.2 Nougat Versionを採用し、SIMカードはSIMロックフリーかつNano SIM (4FF)サイズとなることが分かっている。
なお、Kyocera DuraForce PROは2016年夏に米国で販売を開始しており、アジアでは2017年秋に韓国でKyocera Torque (KC-100S)として発売したが、日本においては2018年前半に発売する見込み。
遅れて発売した韓国向けのKyocera Torque (KC-100S)はOSのバージョンなどスペックの一部が変更されており、Kyocera DuraForce PRO (KC-S702)はKyocera Torque (KC-100S)と近いスペックになると思われる。
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