ブロードコムがクアルコムに買収を再提案、最良かつ最後の提案
- 2018年02月06日
- その他モバイル端末
米国のBroadcomは米国のQualcommに対して買収を再提案したと発表した。
BroadcomはQualcommの株主に対して1株あたり82米ドル(約8,900円)、うち60米ドル(約6,500円)を現金、22米ドル(約2,400円)をBroadcomの株式で支払うことを提案したという。
なお、当初は1株あたり70米ドル(約7,600円)、うち60米ドルを現金、10米ドル(約1,100円)をBroadcomの株式で支払う内容で提案していたが、QualcommはBroadcomが提案した条件はQualcommを過小評価しており、Qualcommの株主にとって最善の利益ではないと判断してBroadcomの提案を拒否していた。
最初の提案では2017年11月2日のQualcommの株価の終値に28%のプレミアムを上乗せした水準であるが、新たな提案では2017年11月2日のQualcommの株価の終値に50%のプレミアムを上乗せした水準となる。
QualcommはBroadcomの再提案を取締役会で審査する方針で、審査が終わるまでさらなるコメントは避けるとのことである。
また、Broadcomは再提案を最良かつ最後の提案とアピールしている。
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