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シンガポールのSingtelが2017年度Q3の業績を発表



シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)は2017年度第3四半期の業績を発表した。

2017年12月31日に終了した四半期、すなわち2017年度第3四半期の連結売上高は前年同期比4.4%増の46億300万シンガポールドル(約3,776億円)、当期純利益は前年同期比8.5%減の8億9,000万シンガポールドル(約730億円)となった。

前年同期比で増収減益を記録したことになる。

シンガポール国内の移動体通信事業による売上高は5億900万シンガポールドル(約418億円)となり、連結売上高のうち11.1%を占める。

2017年12月31日に終了した9ヶ月間、すなわち2017年度第3四半期まで累計の連結売上高は前年同期比6.5%増の132億500万シンガポールドル(約1兆832億円)、当期純利益は前年同期比61.7%増の46億7,100万シンガポールドル(約3,831億円)となった。

前年同期比で増収増益を達成している。

2017年度第3四半期末における事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数はポストペイド契約が243万件、プリペイド契約が168万件、合計で411万件となった。

すべての移動体通信サービスの加入件数のうち、ポストペイド契約の比率は59.1%、プリペイド契約の比率は40.9%である。

2017年度第3四半期に限定したシンガポールドル(SGD)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が64シンガポールドル(約5,250円)、プリペイド契約が18シンガポールドル(約1,476円)となった。

ポストペイド契約とプリペイド契約ともに音声通話の需要が低下し、一方でデータ通信の需要が高まった。

また、ポストペイド契約では国際ローミング料金の低廉化に伴い、国際ローミングに係る収入も減少した。

Singtel

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