バングラデシュで番号ポータビリティ(MNP)を導入
- 2018年10月03日
- 海外携帯電話
バングラデシュで2018年10月1日より番号ポータビリティ(MNP)を導入した。
バングラデシュの携帯電話事業者はBanglalink Digital Communications、Grameenphone、Robi Axiata、Teletalk Bangladeshの4社であるが、MNPの導入によって携帯電話番号を変更することなく、契約先の携帯電話事業者を移行できる。
バングラデシュの政府機関で電気通信分野の規制を担うバングラデシュ電気通信規制委員会(Bangladesh Telecommunication Regulatory Commission:BTRC)は2017年11月にMNPライセンスをバングラデシュのInfozillion BD Teletech Consortiumに対して交付し、それから6ヶ月以内にMNPを導入するよう求めた。
Infozillion BD Teletech ConsortiumはバングラデシュのInfozillion BDとスロベニアのTeletechが共同出資した合弁会社である。
当初は2018年5月1日にMNPを導入する計画で準備を進めていたが、携帯電話事業者側の準備が遅れた影響で2018年10月1日に延期した。
11桁の携帯電話番号がMNPを行える対象となり、50バングラデシュタカ(約68円)と15%の付加価値税を支払うと72時間以内にMNPを完了できる。
24時間以内にMNPを完了したい場合は、追加で100バングラデシュタカ(約135円)を支払う必要がある。
なお、MNPの手続きは移行先の携帯電話事業者の取扱店を訪問して行わなければならない。
MNPの導入によって携帯電話事業者間の競争を促進し、顧客満足度や通信品質の向上が期待されている。
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